【日本製はわずか1割】日本の靴下産業と工場、職人さんたちとの出会い
今回は、私たちが「Made in Japan」の靴下に
こだわる理由と、
その背景にある日本の靴下産業について
ご紹介させていただきます。
わずか「1割」の国内生産を守り繋ぐ
普段皆さんが履かれている靴下。
その多くが海外製であることを
ご存知でしょうか?
日本の市場で流通する靴下のうち、
日本国内で生産されているのはわずかです。
ここ最近の統計では、
靴下の国内生産量はピーク時(1989年)から
約87%も減少しており、
市場のほとんどが
輸入品に席巻されているのが現状です。
SUNNY NOMADOの靴下は、
この希少な「日本製」の1割を
生み出している工場で
丁寧に作られています。
熟練の技とビンテージマシン
日本の靴下づくりを支えてきたのは、
熟練の職人さんの高い技術力と、
彼らが扱うビンテージマシンです。
特に、極太の糸を扱え、
味のある風合いや履き心地を生み出す
旧式の編み機は、
メーカーが部品生産をやめてしまったものも多く、
職人さんが自ら修理やメンテナンスを行いながら、
その伝統の技術を大切に
守り繋いでいます。
しかし、海外からの安価な製品の流入や、
機械の老朽化、そして職人さんの高齢化と
後継者不足といった課題は
深刻な状況にあります。
それにより、
長年パートナーとして共に歩んできた工場が、
やむなく廃業してしまうこともあります。
技術と産業を
「繋いでいく」という想い
私たちは、
こうした日本の大切な産業と技術を
繋いでいきたいという
強い想いを持っています。
そのために欠かせないのが、
全国各地の工場さんとの「出会い」です。
私たちは、単に製品を発注するだけでなく、
工場や職人さんと真摯に向き合い、
共により良いプロダクトを追求しています。
一つひとつの靴下を通して、
日本の確かな技術と想いを
皆様にお届けすること。
それこそが、私たちが日本の靴下産業を
未来へと「繋いでいく」ための道だと
信じています。
ぜひ、SUNNY NOMADOの靴下を手に取り、
その確かな技術と、
私たちが守りたい日本のモノづくりを
感じていただけたら幸いです。