パートナー探しの旅
日本また世界各地の伝統や熟練の技術を持つ生産工場と協力し物づくりをしています。
特にその土地ならではの産業や伝統技術に着目し、それをSUNNY NOMADOの商品らしくリプロダクトしています。
昔からの伝統を受け継ぐパートナーさんと、共に成長できる関係を築きながら今にその形を残しています。
factory in nara
伝統を残す奈良の靴下工場
そんなパートナーさんの一つである奈良の靴下工場をご紹介します。
奈良県は靴下の生産量が日本一の靴下の名産地として知られています。日本でつくられる靴下の内、その約50%は奈良県産です。
その歴史は古く、江戸時代「大和木綿」の栽培が盛んだったことを背景に、100年以上前から靴下づくりが行われています。
factory in nara
数台しかないビンテージマシン
靴下産業が盛んな奈良の工場の中でも少なく、むしろ国内にも数えるほどしか現存していないビンテージマシンを使った工場で私たちの靴下は作られています。
100年以上に渡る奈良の靴下製造を支えてきたのがこのビンテージマシンです。メーカーも部品の生産をやめてしまったため工場の職人さんが自分たちで修理し、その伝統を大切に残しています。
FACTORY IN NARA
強度のある極太の糸が使える
ビンテージマシンの大きな特徴のひとつが大量生産の機械では扱えない極太の糸が使用できることです。
一般の機械で使われる糸針よりも大きい56本の編み糸をつけた機械なので、その他の機械では製造不可能な、極太の糸仕様の丈夫な靴下が作れるのです。
FACTORY IN NARA
1日の生産はおよそ40足のみ
ビンテージマシンでの生産量は1日たった40足です。手仕事も多く、工場の職人さんが一足一足丁寧に仕上げています。